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『苦でもあり、幸でもある』 小原好美、自身にとっての表現の世界を語る~8月28日放送「小原好美のココロおきなく」

毎週日曜日20時から文化放送超!A&G+で放送中の、声優・小原好美がパーソナリティを務める番組「小原好美のココロおきなく」。

小原好美の1st写真集『夢色夢時』のカメラマンを務めたaikaが先日Instagramで質問に答えており、それがとても面白かったというおたよりが届いた。その中でも「カメラや写真はどんな存在ですか?」という質問に対して『時には最大の理解者で、時には最大の敵』という回答が興味深かったとのことで、小原に「ココちゃん(小原好美さんの愛称)にとって表現の世界とはどんな存在でしょうか?」という質問が。

まず小原は、自分がやりたいと思って飛び込んだお芝居の仕事を、職にできていることがとてもすごくて、ありがたいことだと話す。その上で、自分でやりたくて入ったのにも関わらずたまに逃げ出したくなることもあると言い、表現の世界は『苦でもあり、幸でもある』と答えた。

小原 誰かが考えて生み出されたキャラクターを自分が演じる。私の場合は声優なので、声だけで表現するっていうことにはなるんだけど。なんだろうな、もちろんオーディションに毎回してるから、その先生とか制作さんの中でイメージにあった人が毎回キャスティングされるから、いわゆる正解にはなるんだろうけど…。でもさ、正解で合格をいただけて、いざ演じるってなったときに、もう演じてしまった自分の声っていうかお芝居でイメージがどうしてもついちゃうじゃない、当たり前だけど。そこに対してのプレッシャーとか、あとはそこを組み立てるまで、その人格を完成させるまではすごく苦しい。

と、役を演じるうえで感じている苦しみと、それ故に逃げ出したくなることもある心情を語った小原。それでもその役を演じきって、「あの役はすごく合ってたね」などスタッフや見てくれた視聴者から温かい言葉を貰えた時に初めて『幸せ』を感じると話した。

小原 「苦しい!」っていうのと「幸せ!」っていうのを繰り返している気がする。でも、逃げ出したくなる時もあるけど、でもそれ繰り返してないとダメなんだろうなって常に思う。お芝居であっても、写真の表現にしても。だからそれはモノづくりされている人とか、表現されている方みんなそう感じているんじゃないかなって思います。

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