《 文化放送 Pickupニュース 》

バナナマン日村さん、お誕生日記念!? 「バナナ」ソングで明るくいきましょう

5月14日の「鷲崎健のヒマからぼたもち」(文化放送)、『タケスクリプション 日曜名曲集』の選曲テーマは「バナナ」でした!

鷲崎健「なんで(「バナナ」がテーマ)だと思いますか?」

久保朱莉「好きだから、じゃないですもんね。5月14日、語呂でもないですし」

鷲崎「全然違いますよね(笑)。本日、バナナマンの日村さんの誕生日ということで!」

久保「おめでとうございま~す!」

鷲崎「設楽さんの誕生日もここで言った(祝った)よね(笑)。バナナの曲といえば有名なものが何曲かある中で、まずこの曲はお届けしておくべきでしょう!」

 ♪「バナナ・ボート」/浜村美智子

鷲崎「知ってい……」

久保「ない! 初めて聴きました。南国……!」

鷲崎「『野茂が投~げれば大丈夫♪』も知らない?」

久保「知らないです。野茂英雄さんですか?」

鷲崎「そうです、そうです。『バナナ・ボート』は、先日亡くなられたハリー・ベラフォンテさんの代表曲でございます。日本でも大ヒット。日本語盤ではキングレコードが江利チエミさん、コロムビアが旗照夫さん、ビクターが浜村美智子さんで、浜村さんのが圧倒的にヒットしたので、浜村さんのものが皆さん、ご存じ……というのも変ですけど。その後、いろんな人がカバーしたし、海外にハリー・べラフォンテ以外のバージョンも存在します。

日本にカリプソという文化そのものがやってきたのが、この楽曲だったんじゃないかと思います。僕も世代ではまったくないですけど、テレビで誰かが替え歌している、みたいなやつをよく聴いていた。本家がなんなのかよくわかんないまま、という感じでした。続きましてはこちらです!」

「バナナ追分」細野晴臣

鷲崎「振り幅でんなあ」

久保「でんなあ」

鷲崎「(アルバム)『HoSoNoVa』収録なので2011年(の曲)。もう12年も経ちますね。美空ひばりさんの『リンゴ追分』という、日本ポップス史上、類まれな名曲に『不遜にも追いつこう、ということでつくりました』とコメントされています。星野源さんが作詞に関わって、という曲です。

1973年の『HOSONO HOUSE』以来、全曲歌うアルバムというのが『HoSoNoVa』で。その間に『トロピカル・ダンディー』『泰安洋行』『はらいそ』あって……。

その中でジャパニーズ・チャンキー・サウンドみたいな、言ってみれば架空のサウンドをどれだけ深化させて純化させていくのか。そもそも細野さんの中にしかないものの純化と深化ってなんなんだろう、みたいなものが1回たどり着いたのがここ。ユーモラスであってクールであって、ジャパニーズであってジャパニーズでないもの……がいったんここに、という感じが、当時しましたね」

久保「Twitter(#鷲崎もち)でも『初めて聴いた』『天気のいいビーチで聴いていたい』」

鷲崎「わかる~! でもきょう、これだけじゃないですからね(笑)。続きましての曲!」

 ♪「バナナ・リズム」/丹下キヨ子

鷲崎「……終わりなんです(笑)」

久保「(およそ)1分間で充実していました!」

鷲崎「三木鶏郎さんの鶏郎グループというのが昔、ありまして。ラジオ時代のスーパースターですね。三木さんが冗談音楽、風刺音楽みたいなものを、もう大量につくられて。日本の軽音楽界の大天才だったんです。鶏郎グループが、おそらくラジオ用につくった曲のひとつです。永六輔さん、野坂昭如さん、キノトールさんといった、時代の天才たちが(いた)。三木のり平さんもそうですね。

丹下キヨ子さんは女優さんとかいろいろやって、第2回NHK紅白歌合戦の紅組司会もしていたと。Wikipedia情報ですけど。知っていますかね、『独占!女の60分』というのが昔ありまして」

久保「どんな番組だったんでしょうね」

鷲崎「ごめんなさいね、ワケわかんないことしか言わなくて(笑)。清川虹子さん、水の江瀧子さんらと一緒に、歯に衣着せぬコメンテーターとしてお茶の間の人気者だったんですね。続きましては海外の曲でございます!」

♪「Japanese Banana」/Alvin,Simon & Theodore With David Seville

鷲崎「……急に終わりますけど(笑)」

久保「終わりましたね(笑)」

鷲崎「Alvin,Simon & Theodoreというのが、この番組でも以前かけました、チップマンクス。シマリス3人組ですね。『ムシ声』、ゆっくり録音したものを、回転を速くして高音にするという技術が、世界で初めてDavid Sevilleという方の歌謡曲に使われて。世界中に大ヒットするんですよ」

久保「(英語の歌詞を見ながら)『日本のバナナがあればいいのに』みたいな……」

鷲崎「そう。『桜も米もいらない。日本にはいろんなものがあるのに、バナナはない。なぜバナナを栽培しないんだ』……なんだそれ(笑)。ムシ声が本当に好きで。ムシ声マニアの方もたくさんいらっしゃいます」

久保「勉強になります」

鷲崎「聴きたかったら僕に言っていただくのがいちばん早いです、いっぱいあるので(笑)。本日最後の曲はこちら! 『え? あの曲かかんないの?』と思っている方、お待たせしました!」

♪「バナナの涙」/うしろゆびさされ組

鷲崎「懐かしかったですね~!」

久保「初めて聴きました(笑)」

鷲崎「そんなわけない、学校から家帰ったら、すぐ観ていたでしょう、『夕やけニャンニャン』(笑)」

久保「すみません、94年生まれなもので(笑)」

鷲崎「うしろゆびさされ組の、初めてオリコン1位となった作品であり、最大のヒットだったらしいですね。これからラスト・シングル『かしこ』まで1位を取り続けたと。うしろゆびさされ組、誰と誰かはわかりませんよね?」

久保「はい。でも『おニャン子系』というのはTwitter(#鷲崎もち)から……」

鷲崎「おニャン子系(笑)。ゆうゆ(岩井由紀子さん)ともう一方、誰でしょう?」

久保「誰かの奥様? 秋元康さんの?」

鷲崎「おお、正解(高井麻巳子さん)! 勘で当てられるものじゃないからどこかで……」

久保「作詞が秋元康さん、という情報があったので」

鷲崎「……ということで、お届けしました。皆さん、楽しかったですよね(笑)?」

久保「バナナの曲、だいたい明るいんですね」

鷲崎「確かに! 暗い曲……ないこともなかったけど。いずれ『バナナ2』特集するかもしれないので、その際には!」

 

「鷲崎健のヒマからぼたもち」は日曜午後2~4時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

カテゴリ: 番組レポ
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